新刊絵本「ひみつだからね」(小峰書店)がついに発売になりました。
軽部武宏展「彷徨うものたち」
会場 ギャラリーハウスMAYA
2022年10月17日(月)〜10月29日(土)
開廊時間:12:00〜19:00(土曜日17:00まで)/日曜休廊
https://www.gallery-h-maya.com/schedule/29242/
人が全くいない森の奥深く
目を閉じて耳を澄ます
濃厚な花の匂いをゆっくり吸って吐く
鼻先に全ての意識を集中させる
もう少しで瞑想状態に入る
その時いつも何故か幼少期の記憶と
動植物の気配が混じり合ったビジョンが
ゆらゆらと浮遊し漂い始める
そんな『彷徨うものたち』の片鱗を
掴み取ってキャンバスや紙に定着してみました。
新作のペインティングとドローイングを展示します。
軽部武宏展「ヤマピカリャー《山で光るもの》」
2021年1月18日(月)〜1月30日(土)土曜・最終日5:00pmまで/日曜休廊
会場 ギャラリーハウスMAYA/MAYA2
https://www.gallery-h-maya.com/schedule/27281/
ギャラリーハウスMAYAでは新作のペインティングを、
MAYA2では偕成社より刊行の絵本「ひみつだからね」の原画を展示します。
「ヤマピカリャー」とは、西表島で使われていた用語で、
「山で光るもの」という意味。
古来より、島の人々は山奥に目の光る野生の猫がいる事を知ってはいたけれど、
それが何という種なのかは確認出来ずにいたそうです。
1965年にイリオモテヤマネコが新発見されると、「ヤマピカリャー」とは、
このヤマネコの事だったのではないかと推定されました。
毎年訪れている西表島の大自然の空気感や、
ヤマネコを中心に広義で山奥に潜むもの達の蠢きや気配を
表現した作品を展示します。