雷魚日和
ランニングコース沿いに水路や池があり、水面を覗くのが習慣のようになっている。この時期になると雷魚、関東地方だと殆どカムルチーという事になるが、獲物を探して浅瀬をホバリングしているのをよく見かけるようになる。梅雨の合間の晴れの今朝、久しぶりにワンピースロッドを持ち出し、ノーシンカーワームを葦際にキャスティングしてみた。4投目で64センチの中型がヒット!雷魚はヒット直後の突っ走りは激しいが、途中からすんなりランディングさせてくれる個体が多い気がする。諦めが早いのだろうか。いや、フックオフされた後に地上で左右に体をくねらせ這いまわり水際を目指す一連の動きを見ていると、状況判断が早い図太い神経の持ち主とも言える。
鱗の無い鯰や泥鰌と違って、堅い鱗があるヌメリ感、水彩絵具で表現するのは難しそうだ。魚体に触れた感触が残っている内に佃煮カラーの油絵具でフィンガーペインティングしたくなった。