海鷹祭に行ってきた。
ウミガメを研究している学生達と亀談話した後、昨年食べ損ねた小笠原産のアオウミガメの煮込みを食べる。玉葱と一緒に煮込んで塩で味付けするだけなのだが、牛肉と鯨肉を混ぜたようなこってりした旨味が出ていて白米が欲しくなった。アオウミガメは海藻を主食にしているので臭みが無いが、アカウミガメは肉食の為、臭いらしい。小笠原では肉類の運搬が困難だったため、昔からウミガメの肉は貴重なタンパク源なのだそうだ。甲羅以外は全て食べられると聞いたので、どこが一番美味かったかを尋ねたところ、即「食道!」という答えが返ってきた。